• Client

    海の森水上競技場マネジメント共同企業体

  • Role
    • Branding
    • Copywriting
    • Creative
    • Process
    • Design
    • Direction
    • Photograph
海の森素性競技場

誰からも愛される 「TOKYOの、水の聖地。」を 目指して

アジアの水上競技の中心となる国際水準の競技場として、東京の臨海部に新設された「海の森水上競技場」。今後は競技団体のためだけに利用されるのではなく、一般の方にも気軽に運動や文化、イベントなどで利用してもらうことをPRしたいというクライアントからの依頼がこのプロジェクトの起点でした。そのためには、未知の施設であったものを、広く認知させる、その強い原動力となる新たなブランディングであると考えました。より多くの都民の人たちに愛され、「利用したい」と思えるように。この先もずっと競技と文化が発展し、大会のレガシーとして遺るように。施設の象徴ともいえるロゴデザインをはじめ、ブランディング戦略としての各ツールのご提案や制作を通じ、新施設の可能性と将来性をより広く拓くためのサポートをさせていただきました。

「新しい施設の象徴」を創造すること。

プロジェクト始動時には、「ロゴ」というものが存在しませんでした。オリンピック大会後には、一般開放され、より多くの方が利用できる施設となります。このために、これまであまり知られていない施設に「新しい施設の象徴」を創造することが私たちの最難関のミッションでした。
海の森水上競技場

3つのかかせない水上競技場の要素をこめた 「新ロゴ」開発

■ 海(水面とコース) ■ 緑(海の森の由来にもなった広大な緑) ■ 空(地平線まで広がる開放的な空、風や雲の流れ)。 この3つのエレメントこそが本施設を象徴するものだと考え、いくつかの試作とブラッシュアップを重ねながら、クライアントへご提案。そして一般の利用者にも親しみをもってもらえるようなロゴデザインを完成させることができました。

ロゴ決定案

成り立ち

モデルを起用し、より共感を高めたPR動画

東京都内でありながら、喧騒を抜けた広大な海とカヌー体験を一日中楽しめる場所であることを伝えるために。いくつものシナリオをご提案しながら、ユーザー目線で展開していく「海の森水上競技場」の躍動感あふれるコンセプトムービーとダイジェストサイネージ動画を作成。

国際的な水上競技施設として必要であった5か国語対応のツール

業界関係者をはじめ、一般の方にも施設の多彩な利用方法や魅力を知っていただくために。施設の全容をご紹介するパンフレット(企画・制作・撮影・翻訳手配・印刷手配)をご提案しました。パンフレットに関しては、国際的な利用も考慮した多言語対応(日・英・簡・繁・韓)。専門的で硬めになりがちなツールをわかりやすくシンプルに情報を再構築。 実際の撮影(ロケハン、施設撮影、モデルを起用したシーン撮影)では、クライアントの皆様の多大な協力を得ながら、細部にまでこだわり、デザインにおいては、ビジュアルの配置や書体などにも配慮を重ね、幅広いユーザーが理解しやすい構成を目指しました。
pamphlet

5か国語対応のパンフレット

CREDITS

  • Tokuse Yusuke(Prime Cross)Art Director
  • Abe Yuichiro(Prime Cross)Creative Director/Copywriter
  • Okudaira Keijiro(Prime Cross)Chief Designer
  • Suzuki Ryuta(Prime Cross)Executive Producer
  • Ito Kaito(Prime Cross)Film Director